旅行

子連れでグランドキャニオン~グランドサークル旅行~

ラスベガスから車で約5時間、グランドサークルのハイライト、グランドキャニオンへ向かいます。

グランドキャニオン観光を考えている方は夕方前に到着し、サンセットを鑑賞、

次の日はサンライズを鑑賞し、気温が高くなる前に次の目的地に向かうのがおすすめです。

サンセットとサンライズの前後3時間が勝負

グランドキャニオンが最も美しいのはサンセットとサンライズです。

昼間は太陽光がまぶしく、グランドキャニオン全体の色彩が乏しくなります。

これが昼間はのっぺらぼうだといわる所以です。

昼間は峡谷の影もできないので立体感のない峡谷に見えてしまいます。

朝5時ごろ撮影(6月)

朝9時ごろ撮影(6月)

ピロピロ
9時の時点でもう峡谷が真っ白
めい
かろうじて渓谷の陰はあるね

また、真夏の昼間は暑すぎて動けないため、朝イチで観光することをおすすめします。

参考

夏場のサンライズは5時頃、サンセットはだいたい19時過ぎ

冬場のサンライズは7時頃、サンセットはだいたい17時過ぎ

めい
正確な時間は要確認だよ

サウスリム?ノースリム?

グランドキャニオンにはサウスリムとノースリムがあります。

グランドキャニオンを隔てた南と北のエリアのことですが、ほぼ全ての観光客はサウスリムに向かいます。ノースリムは冬季閉鎖

さらにサウスリムは、西はウェストリム、東はイーストリムと区別されます。

大雑把にこんな感じ

ピロピロ
つまり、ウェストリムもイーストリムもサウスリムの中ってことね

ウェストリムは夕日、ビレッジ周辺(宿泊施設周辺)は朝日が綺麗だといわれています。

おすすめのサンセットポイント

サンセットで有名なのはウェストリムのホピポイント、モハーベポイント、ピマポイントです。

ですが、どれも子連れ(幼児以下)にはちょっと行きにくいポイントとなっています。

上記3つのポイントは3月~11月の間には無料シャトルバスでしか行けません(マイカー規制のため)。

ウェストリムにはバスで行かなくてはならないため時間がかかります。

サンセットの名所に行きたい方は、余裕を持って早めに到着しシャトルバスに乗り込んでください。

またサンセット前後のバスは大変混雑しますので早めに復路のバスに乗り込みましょう。

ピロピロ
日が落ちる前に復路のバスに乗りこむのが得策
早めに夕食はとっておこうね◎
めい

ウェストリムへの行き方

まず、ビジターセンターもしくは他のバス停の最寄りの駐車場に車を停め、青のビレッジルート(Village Route)でHermits Rest Route Transferを目指します。

各バス停や駐車場の位置はこちらで確認することができます(PDF)。

Bright Angel lodgeやMaswik Lodgeに泊まっている方はホテルから徒歩10分以内でも行くことが可能です。

どこも満車で駐車場がどうしても見つからない場合には、最も遠いですがビジターセンターに停めるのが確実です。

参考

Hermits Rest Route Transferに着いたら、赤のハーミッツルート(Hermits Route)に乗りかえます。(始発Village Route Transferから乗車)

ブルーからレッドに乗り換え

☆のついている場所がサンセットが特に美しいとされるポイントです。

おすすめのプランとしては、往路はホピポイントでバス(westbound)を降車、

復路はそこから30分(1.3km)歩いた先のモハーブポイントでバス(eastbound)に乗車して帰るプランです。

めい
行きは西行きのバスに、帰りは東行きのバスに乗るよ

注意ポイント

復路はハーミッツレスト、ピマ、モハーブ、パウエルの4つのポイントしか停まらいないので注意が必要です。

参考

ピマポイントはバスで片道40分以上かかるため少し遠いですが、180度の開けた景色が見渡せる絶景ポイントですので行ける方は頑張ってみてください。

事前にビジターセンターや公式HPなどでハーミッツルートの運行状況を必ず確認してくださいね。

マイカーで行けるサンセットポイント

混雑なども考えて、幼児連れはマイカーで行けるポイントに絞った方が良いでしょう。

日の出が見られるポイントとして有名なマーサーポイントはビジターセンターのすぐ隣にあり、駐車場も巨大なのですぐに駐車することができます。

そこから遊歩道を15分ほど歩いて、ヤバパイポイントを目指しましょう。

刻々と夕日に染まる峡谷を眺めながらの散歩はとても気持ちが良いですよ。

遊歩道は平坦なのでベビーカーやバギーを押しても行けます。

太陽は岩に隠れてあまり見えない

夕日を鑑賞するというよりも、刻々と夕日に染まる東側の峡谷を眺めるのがおすすめです。

おすすめのサンライズポイント

マーサーポイント、ヤバパイポイント、ヤキポイントなどが朝日鑑賞におすすめのポイントです。

マーサーポイントもヤバパイポイントもビジターセンター近くの巨大駐車場からすぐにアクセスでき、手軽に日の出を鑑賞することができます。

この2つのポイントは徒歩で10数分程度で行き来できます。

朝は大変冷え込むのでフリースやウィンドブレーカーなどがあった方が良いでしょう。

めい
ご来光の時間帯は特に人が多めのポイントだよ

ヤキポイント無料のシャトルバス(オレンジのカイバブルート)でビジターセンターから25分ほどです。

ブライトエンジェルキャニオンが、ノースリムに向かって一直線にえぐっているのを見ることができます。

夏場(3月-11月)はバスで行かなくてはいけないため、マーサーポイントやヤバパイポイントに比べ人は少なめです。

子連れでも行けるトレイル

グランドキャニオンではブライトエンジェルトレイルが有名ですが、子連れにおすすめなのはカイバブトレイルです。

Kaibab Trail(カイバブトレイル)

カイバブトレイルは朝日の名所であるヤキポイントの近くにある片道約1.2kmのお手軽トレイルです。

ゴールのOoh Aah Pointは、まさにウーアーとうなってしまいたくなるほどの絶景が広がっています。

トレイル自体はその先もまだまだ続きますので、Ooh Aah Pointまで来たら引き返しましょう。

Ooh Aah Pointまで行きは下りで20分、帰りの上りは30分ほどのハイキングになります。

スタート地点(トレイルヘッド)までは無料のシャトルバス、オレンジのカイバブルート(Kaibab Route)に乗ります。

ビジターセンターからバスに乗るれば、次のバス停(South Kaibab Trailhead)で降車です。

参考

夏場は暑いので朝イチで出発してください。

柵などはないので幼児連れの方は特に足元には十分に気をつけてください。

めい
トイレはバスを降りてすぐのところで済ませておこう

 

トレイルをする際の持ち物

  • 食料(ゴミ袋も)
  • 帽子
  • ハイキングシューズ、運動靴可
  • 日焼け止め
  • サングラス
  • リップクリーム(乾燥&紫外線対策)

熱中症、紫外線対策は万全にしていきましょう。

水とエネルギーチャージのできる行動食も忘れずに。

めい
サングラスはキッズにも必ず用意しよう
傷だらけになるからケースも忘れずに
ピロピロ

その他の観光ポイント

  • グランドビューポイント
  • リパンポイント(サンライズも)
  • デザートビュー

上記全てはイーストリムに位置し、ビレッジからは少々離れています。

グランドキャニオンに一泊する方で、アンテロープキャニオン(ページ)やモニュメントバレー方面から来る方は初日に通過、

ラスベガスやセドナ方面から来る方は2日目に通過するポイントになります。

どれも眺望の良いポイントですので余裕があれば立ち寄ってみましょう。

コロラド川

おすすめの宿泊施設

朝日を見るなら国立公園内のサウスビレッジに宿泊した方が無難です。

国立公園から車で15分ほど離れたところにもいくつかモーテルはありますが、国立公園内と同じくらい価格は高めなので予約が可能ならば国立公園内に宿泊しましょう。

サウスリムビレッジには以下6軒の宿泊施設があります。

  • Bright Angel Lodge
  • Thunderbird Lodge
  • Kachina Lodge
  • EI Tovar Hotel
  • Maswik Lodge
  • Yavapai Lodge

Yavapai Lodge以外は、リム沿いに建ち並んでいます。

歴史のあるホテルやロッジ、キャニオンの見える部屋は、半年前からでないと予約が取れないこともあります。

特にEI Tovar Hotelはアメリカ屈指のリゾートホテルで、予約は激戦です。

夕日を見にウェストリムへ行くならば、Bright Angel LodgeやMaswik Lodgeがアクセスは良くおすすめです。

Yavapai Lodge以外の5軒はこちらのWebsite(共通)から予約できます。

Yavapai Lodgeは部屋数358室と最も多く、林の中に建っています。

こちらのロッジは1カ月前の予約でも空いている可能性が高いです。

眺望もなく、2つ星ホテルではありますが特にこだわりがなければこちらでも問題ないと思います。予約

ビジターセンターにも近く、すぐに朝日を見に行けますよ。

おわりに

いかがでしたか?以下もグランドサークル旅行の参考にどうぞ。

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