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日本人は全員ネグレクト?知っておきたいアメリカの法律

日本と同じようにアメリカで生活していると、近隣の住人に通報された!という話を極まれにですが聞くことがあります。

ここでは日本人駐在者が知っておきたいアメリカの法律について触れてみたいと思います。

州によっては違う場合もありますので、その点はご了承ください。

アメリカで虐待とみられる違法な行為

例えば、

  • 家で子供を留守番させる(放棄)
  • 家の敷地内で子供だけで遊ばせる(放棄)
  • 寝てしまった子供を車内に置いて、ほんの数分買い物に行く(放棄)
  • ホテルの部屋に子供を置いて、ほんの数分出かける(放棄)
  • 幼稚園以上の子供と一緒にお風呂に入る(性的虐待)
  • 言うことを聞かないので怒鳴る(心理的虐待)
  • 体罰を与える(身体的虐待)

上記のように、日本ではどこでも見られそうな光景ですが、アメリカでは全て虐待(違法)とみなされてしまいます。

こういったことをうっかりアメリカでやってしまうと近隣住民や通行人などに通報され、

警察に逮捕されてしまったり、子供を一時的に保護されたりしてしまいますので注意が必要です。

めい
全然大げさじゃないよ

アメリカでは虐待による子供の死亡者数が年間で約1500人にも上ります。

虐待と認定を受けたケースはさらに多く、その数は70万人にもなるといわれています。

アメリカ国民は虐待に関してかなり敏感です。

少しでも疑いがあろうものなら、子供を守るためにすぐに警察に通報するそうです。

社会全体で子供を守ろうとする文化があるのだといえます。

育児放棄

誘拐の多い国では子供を一人にさせることは子供の安全を損ねる行為であり、育児放棄とみなされます。

アメリカでは毎年、0~18歳の行方不明者が約36万人(2020年度)と先進国では考えられない数字が出ています。

家の敷地内であろうと車内であろうと何が起こるかわかりません。

日本ではこれぐらいと思うようなことでも、国が違えば治安も全く異なりますから、予測不可能な事件や事故に巻き込まれないためにも、十分に注意しましょう。

比較的治安の良い土地に住んでいたとしても、安心はせず、常に警戒することを忘れないでください。

アメリカで子供を留守番させても良いとされる目安は、不測の事態に子供自身が対処できるかどうかです。

例えば火事になった時に、自力で逃げることができるかどうか、起きたことをきちんと説明できるかどうかが一つの目安と考えてよいでしょう。

年齢で言えば、おおむね10歳くらいとされています。

性的虐待

日本人駐在員または邦人在住者が性的虐待を疑われるケースとしてお風呂があります。

アメリカの子供は一般的に親と一緒にお風呂に入りません。

では、どうしているのかというと、親は服を着たまま子供の体を洗ってやるのです。

5歳くらいまでなら一緒に入浴してもOKなケースもあるそうですが、父親との入浴の場合は特にアメリカでは注意した方が良いでしょう。

ローカルとの何気ない会話や、子供の会話、学校の作文などで発覚し通報される可能性があります。

お風呂文化は日本独自の文化であり、海外では理解されづらい文化の一つだと覚えておきましょう。

心理的虐待

スーパーなどで子供が騒いでしまい、つい声を荒げたくなる時があると思います。

「いい加減にしなさい!!」と、しつけのつもりでも子供に怒鳴る行為はアメリカではNGです。

怒鳴ることで子供に心理的な負担を与え、心理的虐待だとみなされてしまいます。

どんな時であっても親は冷静に対処しなければなりません。

ピロピロ
とりあえず深呼吸しようか…

どうしてもダメな場合は、車内など人の居ないところで叱りましょう。

ちなみに日本語の「ダメ!」は英語の「Damn(くそ!)」に聞こえてしまうらしいのでなるべく控えましょう。

身体的虐待

最近は日本でも浸透しつつありますが、体罰はNGです。(アメリカ南部では体罰を容認している州もあります)

騒いで泣き叫ぶ子どもに「静かにしなさい」と腕をつかんだり、おしりをたたいたりする行為も気をつけたいですね。

学校の教師などは、常に生徒に痣などがないかチェックしており、痣などの異常を見つけた際には、しかるべきセンターへ通報する義務があります。

報告を怠ると、教師が罰せられてしまうという事情があります。

怪我などで子供の体に傷をつけてしまった場合には、事前に教師に報告しておいた方が良いかもしれません。

余談ですが、子供のおしりによくみられる蒙古斑はアジア人特有のものであり、アメリカでは虐待と勘違いされることもあるようです。

トイレトレーニングの終わっていない幼児さんがプリスクールに行く場合には注意しましょう。

おわりに

いかがでしたか?アメリカの過保護すぎる(?)法律に驚いた方も多いのではないでしょうか?

買い物に行くのに、子供を留守番させられないのは少々不便ですが、不測の事態から子供を守るための法律だったのですね。

怒鳴ることや体罰は心理学的に子供の成長に悪影響を及ぼすという調査結果もでていますので、法律で子供が守られているのはとても良いことですよね。

筆者も郷に従い、アメリカ人のように冷静に子供をしつけたいと思いました!

めい
深呼吸…深呼吸…

外務省の海外安全ホームページにも似たような事例がいくつか紹介されていますのでぜひチェックしてみてくださいね。

https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo51.html

https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo50.html

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