この記事では、筆者がこよなく愛するLCC格安航空会社、フロンティア航空とその会員制度について紹介しています。
フロンティア航空(Frontier Airlines)って?
アメリカコロラド州のデンバーを本拠点に持つウルトラ格安航空会社です。
主要ハブ空港はシカゴやオーランドで、メキシコやドミニカ共和国、キューバなどにも運航しています。
評判は?安いけど大丈夫?
フロンティア航空は国内では9番目に大きな航空会社です。
また安全性の面では世界LCC航空会社ランキングでトップ10に入っています。詳細はコチラ(英語)
LCCなので当然、シートが狭い、荷物の制限が厳しいなどの特徴はありますが慣れている人にとっては安くて安心のおすすめ航空会社です。
どこに飛んでるの?
アメリカ国内だけでも100以上の拠点を持っています。最寄りの空港からどこに飛んでいるのか確認してみてください。
ルートマップはこちら
日本人が訪れる主要な観光地にはほぼ飛んでいると思います。
例えば…ディズニーワールド(オーランド)、グランドサークル(ラスベガス)、イエローストーン(ソルトレイクシティ)、カンクン(メキシコ)など。
これらの土地に旅行する予定のある方は要チェックです!
利用する際の注意点
LCCではほとんどの会社がそうですが、受託手荷物と座席の指定は有料です。チケットが安くても家族4人分座席を指定、荷物をたくさん持っていくと高額になる可能性があります。
LCCを利用する際のキーワードは荷物はミニマムに!これが基本です。
座席指定
時期や行先にもよりますが一席$15~40くらい(普通シート)×人数分×2(往復)が別途かかります。
指定は必須ではありませんのでお一人様で特にこだわりがない場合、指定せずに予約を進めれば無料になります。
子連れは座席指定した方が良いでしょう。指定していなくて、もし子供と席が離れてしまっても文句は言えません。
手荷物
貴重品バッグなど小さいものは一人につき一つ無料です。それ以外の手荷物は全て有料(価格はチケット予約時の価格)になります。
- 無料 奥行×横×高さが8"D×18"W×14"H(20㎝×45㎝×35㎝)
- $37 Carry-on Sizes(機内持ち込み)…奥行×横×高さが10"D×16"W×24"H(25㎝×40㎝×60㎝)、重さは35lb以内(15㎏以内)←液体やバッテリー、ナイフなどを入れないよう注意
- $34 Checked Bag Sizes(受託手荷物)…奥行×横×高さが"D×"W×"Hの合計が"60以内(152㎝以内)、重さは50lb以内(22㎏以内)
注意ポイント
手荷物の追加はチケットの予約時が一番安いです。後で追加しようなんて思わず必ず追加してから予約しましょう。
DISCOUNT DENって?会員になるとお得なの?
フロンティア航空には年会費$59.99でメンバーになれるお得な会員制度があります。
普通のレートより安い
メンバーであればほとんどのフライトで普通のレートより$10安くなります。往復で1人$20の節約、家族3人以上であればもう元が取れますね。
大人一人につき15歳以下の子供一人が無料になる日がある!
上記の例で行くと5/19と5/20はkids freeとなっています。家族四人で行くと子供二人分タダになりますので大変お得です。
一人が会員になれば6人まで同時に予約が可能
血縁関係がなくてもOK。誰かが会員であれば6人までは会員価格で買えます。(会員は一緒に搭乗する必要があります)
フロンティアマイルが貯まる
マイルを貯めてマイルでチケットを購入できます。
実際に価格を比較して検証してみた
- ニューヨークからオーランドまで同じ条件で検索しました。
- メモリアルデー(5/25)の前後でキッズフリーの日を選択。
- 座席は4人分×往復指定(合計$150)
- Carry-on bag($37)は今回はなし($0)。
- Checked bag($34)×往復追加=($68)
結果は…$350の節約!
かなり節約できましたね。これでディズニーワールドのチケット分くらいは浮きました。
結論
メンバーになると一回の旅行で一人あたり$20はお得!2人で2回旅行に行けば元が取れます。
Kids Freeの日を選べばチケット代を最大半額にすることが可能(座席、荷物は別料金)
DISCOUNT DENは子持ちはメンバーになって損はありません!子供がいなくても年2回のフライトで最低$20安くなります。
お友達や家族と旅行しないお一人様はちょっと微妙…という結果になりました。
子連れ旅行の豆知識
- ベビーカーやバギー(ストローラー)は無料で預けられる
- カーシートも無料で預けられる←レンタカー旅は必須
- 軽食やスナック、飲み物は持ち込みOK
- テレビはついていないので本やDVDプレーヤーなどの持ち込み推奨
- 公式HPでキッズ向け塗り絵やマップがダウンロードできる。ダウンロードはコチラ
- 搭乗証明書を印刷してキャビンアテンダントに渡せばサインがもらえる
LCC乗るなら必須アイテム
ラゲッジスケール
重量制限の厳しいLCC、せっかく節約しても重量オーバーで高額な追加料金を払っていたら意味がない。
ポータブルDVDプレーヤー
長時間フライトで子供が騒いでピンチの時に、やはり頼りたいDVD。
DVDなら事前ダウンロードなどの準備は不要なのでラク。