一時帰国が年一回できる人もできない人も、子供の成長に合わせて日本でしか買えない知育グッズ、おもちゃ、本などは事前に用意しておきたいもの。
今回は中国とアメリカに海外引越経験のある筆者が、実際に日本から持ってきて良かった子供関連のものをご紹介します。
日本語学習
最近筆者が息子にと購入して、これは全世界の海外在住の子供たちにおすすめしたい!!!と思ったのはKindleのキッズモデルです。
どこでも持ち運べてかさばらないし、ipadと違って無駄なアプリなどないし、目に優しいし便利すぎる…
文字の読めるお子さん、特に小学生は持ってて損はないです。ぜひご検討ください。
日本で購入すると読み放題になるkindle kids+が1年間無料でついてきます。(通常月額980円、プライム会員480円)
海外でも問題なく使用できますよ!
絵本シリーズ(0歳~)
海外で日本語教育するに当たって日本語の絵本は欠かせません。毎日の読み聞かせにも必要ですし、子供の音読や黙読の練習にもなります。
絵本は1冊2冊あれば良いというものでもないため、筆者は渡航が決まってからは、事前に少しずつ集めていきました。
様々な良い絵本が出版されていますが、筆者のおすすめはこどものとも、おはなしチャイルド、キンダーおはなしえほんなどの各出版社の月刊絵本シリーズです。
これを選ぶメリットの一つとして、各出版社より既に厳選されているため自分で選ぶ必要がないという点があります。
日本では絵本と言えばハードカバーの絵本が主流ですが、こちらの絵本シリーズは表紙が画用紙くらいの厚さのペーパーバックの仕様になっているため、ハードカバーよりも軽くて薄く、値段がハードカバーの半額以下と手ごろなので大量に購入ができます。
月刊誌ですので一度にまとめて購入することはできませんからメルカリやオークションを使って手に入れました。
こどものとも、おはなしチャイルド、キンダーおはなしえほんの他にも、おはなしひかりのくに、キンダーメルヘン、おはなしプーカ等があります。こどものともには0.1.2歳向けのシリーズや科学シリーズもありおすすめです。


図鑑(1歳~)
子供の興味はいつどこでやってくるかわかりません。なので我が家では子供が3歳の時に図鑑を全シリーズプレゼントしました。
いろいろな出版社から出ていて迷いますが、筆者のおすすめは講談社のMOVEシリーズ。NHK製作の質の高いDVD動画付きで豪華仕様となっています。
DVD付き図鑑は各出版社かなり力を入れてますから、DVDだけでも十分元が取れそうな内容になっていますよ。
学研のはっけんずかんなどの幼児向けのシリーズもありますのでお子さんが小さい場合にはお子さんの既に興味のある分野だけ購入するのも良いでしょう。
七田式プリント(2歳半~)、七田式小学生プリント(1年生~)
上の子も下の子も大変お世話になった教材です。いっぺんに購入しないといけないため最初は高いかな?と思ったのですが月で計算するとわずか1000円程度です。
それまではくもんの幼児ドリルなどをやっていましたが毎回購入するのが面倒でやめました。(内容はよかったのですが)
七田式プリントは10ヶ月分なので、まとめて購入ができるのは海外渡航者、一時帰国者にとっては嬉しいですね。
内容としてはかず、もじ、ちえの三本柱のプリントを一日一枚ずつこなしていきます。(一日三枚以上はやらないように推奨されています。)
反復練習のため、3回は同じような内容が続きます。三日間同じようなプリントをこなしていくことで確実に内容を身につけられるようになっています。
特に七田式プリントをやってよかったと実感できるのは、毎日の学習の習慣が身についたことです。
我が家は学校のない日は朝の時間帯、平日は学校やプリスクールから帰ってきてからさせるようにしています。
自習の習慣をつけること、机に向かう練習は勉強内容よりも大切かもしれませんね。
しちだしきプリントにはA・B・Cの三種類があるのでお子さんのレベル、年齢に合うものを選んでくださいね。

また、小学生には七田式の小学生プリントがあります。欲しい教科だけ一年分が一括購入できるので大変便利です。
なぞなぞの本(4歳~)
幼稚園児~小学生が大好きななぞなぞです。なぞなぞは意外にも日本語の語彙力がないと全くと言っていいほど解けません。
ですので子供の語彙を増やす意味では大変良い教材になります。
旅行の際にも1冊あると暇つぶしになりますのでおすすめです。お子さんの年齢に合わせて購入してください。


ちびまるこちゃんの満点ゲットシリーズ(5歳~)
ちびまる子ちゃんの参考書です。我が家がまず購入したのはことわざと慣用句でした。
ことわざはまだ早いだろう、と思ったのですが幼稚園年長さんでも十分理解できるようにわかりやすく解説されています。
この本に興味を持ち始めた我が子は当時6歳(年長)で、日本語よりも先に英語が読めるようになったため、日本語の読み物は嫌がって自分からは読みたがらなかったのですが、
やはりマンガは食いつきがよく、自分から進んで読んでいました。
漢字(ふりがな付き)もあり教訓や格言も含まれるので、最初は解説しながら読んであげる必要がありますが、育児に役立ちそうなことわざもあり親も子も勉強になります。
毎日数ページずつ、子供の読み聞かせにも使えます。
ことわざや慣用句のほか、四文字熟語やことば教室などたくさん種類があります。


おしりたんてい(6歳~、絵本版は3歳~)
日本で書店に行くと必ず見かけるインパクト大なこの本、ロングセラーのかいけつゾロリに近い謎解き系の本です。
そろそろ活字にも挑戦したい幼稚園児~小学校低学年に大変おすすめです。
迷路や謎解き要素が強いので好きな子ははまると思います。
これが自分で読めるようになったら親は本当に楽になります。我が家は事前に全巻購入して隠しておき、長時間フライトの度に新しいものを一冊与えていました。
おしりたんていの犯人を暴く瞬間は何度見てもおもしろいようで、繰り返し読んでくれるのもポイントが高いです!幼児には大型の絵本版もありますよ。
紙のこども用国語辞典(4歳~)
我が家には電子辞書もありますが子供用はあえて紙の国語辞書を用意しました。絵本などを読んでいるとわからない単語が出てくることがあります。
そんな時に、そうだ!自分の辞書を引いてみよう!という気にさせてくれる、カラーで挿絵の綺麗な子供好みの辞書が良いと思います。
電子辞書と違って辞書を開いたページには似たような単語が一気に目に飛び込んできます。
同じ読みなのに意味が全く違う単語、一字違うだけで意味が変わる単語、紙の辞書を引くと気づきがたくさんあります。
また一語を単発で覚えるよりも他の語と関連付けて覚える方が記憶に残りやすいので、子供には紙の辞書をおすすめします。

科学漫画サバイバルシリーズ(6歳~)
世界で累計2000万部突破、日本の小学校の図書館では取り合い(?)になっているほどおもしろいと評判の科学漫画、サバイバルシリーズです。
オールカラーで見やすく、解説もわかりやすい、何より面白い!
アメリカはSTEAM教育が盛んですから、科学や理科についての予備知識は学校生活でも役に立つのでは?と考えています。
我が家にも20巻ほどありますがどれも面白くためになる本です!プレゼントにもおすすめです。
歴史マンガ
小学生以上のお子さんにおすすめなのが歴史マンガ。現地校に入る場合、日本史を勉強する機会はほとんどない、といってよいです。
日本語補習校に入った場合でも、教科書はもらえますが国語や算数が優先なので副教科的なものは自力で勉強することになります。
いつ興味が出てもすぐ読めるように家に置いてあると嬉しいですね。
なので、買って行った方が良いよ!と昔は言っていました。が、状況が変わりました。
Kindle kids+で読み放題なのでKindleキッズモデルを強くおすすめします。
重い本を持ち運びする必要がない上、旅行やちょっとした待ち時間、すきま時間にサクサク読めて最高です。
上に紹介したような超人気本などはないのですが、読み物は豊富ですし、伝記や科学本などかさばる学習系の本が特に充実しています。
今や海外在住の子供さんに必須といえるでしょう。
通信教育教材
Z会や進研ゼミ、タブレット学習など国内と同じように学習することが可能です。
今回海外在住者にとって受講しやすい教材を別の記事でまとめていますのでぜひご覧ください。
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アナログゲーム
アルゴ(6歳~)
学研のカードゲームです。ルールは簡単で子供でもできるのに、これがなかなか考えさせられます。
論的思考力、集中力、記憶力がつき数字にも強くなる、我が子がおもしろい!と大絶賛するおすすめのカードゲームです。2人~4人と家族でも楽しめるのも良いですね。
将棋(5歳~)
チェスであれば海外でも比較的手に入るのですが、お父さんお母さんが相手できるのであれば将棋も教えてあげたいですね。
我が家では子供が小学校に上がると同時くらいに与えましたが、子供の吸収の早さには本当に驚かされます。
もっと早くから与えても良かったなと後悔しています。
こどもにも簡単なくもんの将棋は本当におすすめ!
人生ゲーム(6歳~)
人生山あり谷あり、職業選択や株に生命保険、小学校低学年には多少難しいのかな?と思うものもありますが語彙が増えることに間違いありません。
何もすることのない雨の日や休みの日に家族でわいわいできるのが良いですね。
我が家でも日本人が集まった時には、小学生が珍しがって遊んでいました。
おもちゃ
日本のおもちゃの良いところはとにかく壊れないところ。
基本的に日本のおもちゃはヘビーユーズに対応していますので、ちょっとやそっとのことで割れたり壊れたりしません。
良質なものを長く使いたい人は日本から購入していく方がベターです。

トミカ&プラレール
アメリカにもミニカーのおもちゃはたくさんあります。しかし、チープな感じは否めません。
それに比べてトミカ&プラレールはすべて実在する車、新幹線を忠実に再現しているおもちゃです。
そう考えるととても安いと思います。プラレールは自分でレイアウトを考えて自由に遊べるのも魅力ですね。
アメリカの場合はHot Wheelというトミカ的な位置づけにあるおもちゃがありますので、お子さんの好みによってはこちらでも良い場合もあります。
派手なデザインに抵抗がなければこちらの方が安く手に入ることも。
Hot Wheelは5歳以降になると車を高速でスピンさせることのできるコースがあります。
コースを自由に組み替えるという要素はないようですが、エキサイティングなコースを遊ぶのが好きなお子さんははまるかもしれません。
アンパンマン関連商品
現在でも不動の人気、アンパンマンのおもちゃは海外では大変貴重です。
筆者の娘もアンパンマンが大好きで、お友達の家にあったアンパンマンのおもちゃをみて誕生日プレゼントはこれにすると言い出したため大変困りました。
アメリカのガレージセールなどでもアンパンマン関連商品は高値でも売れます(特にアメリカミシガン)
お子さんが好きな場合は購入していった方が無難です。

レンジャーや仮面ライダーorプリキュア関連商品
今となっては海外でも日本のテレビが簡単に見れるようになりました。そこで注意したいのが戦隊もの、プリキュア関連商品です。
我が家も駐在中に息子が変身ベルトを大変欲しがったため、やむなく実家の母に送ってもらうことになりました。
男の子が戦隊ものなら女の子はプリキュア、その人気はいまだに凄まじいものがあります。
幼稚園~小学一年生まではまだまだ変身ものが大好きです。
お子さんが好きな場合はサンタさんにお願いする、と言われる前にこっそり購入しておくのが賢明です。
レミン&ソラン(人形)
おままごと遊びにマストな人形のおもちゃ。アメリカにも人形はありますが、白人か黒人がほとんどで、さすが目の色も様々。
特に気にならなければ現地で購入しても良いと思いますが、レミン&ソランちゃんは日本人には馴染みやすいお顔立ち。
アジア人!という顔なわけではないのですが、おめめぱっちりでアジア人とのハーフかな?という感じです。
アメリカでは人形の価格帯は数百円~約1万円とピンキリ。
レミン&ソランは5000円代ですから価格もクオリティもちょうど良いと筆者は考え、日本で購入していきました。
洋服がディズニーで可愛いのもポイント!

ラキュー(5歳~)
ラキューはパーツをつないで平面、立体、球体まで作れてしまう日本製のパズルブロックです。
パチ、パチとパーツをはめていくのが快感で、アイデア次第で自由自在に作ることができます。
指先を使うので脳にも良さそうです。対象年齢は5歳からですが、3歳半の娘もドはまりし毎日黙々と遊んでいます。
想像力が膨らむので個人的には大変おすすめのおもちゃです。

ポケモンカード
海外で一切日本語に触れる機会がなくなった筆者の息子がカタカナを読めるようになったのは何を隠そうポケモンカードのおかげです(笑)
ポケモンのダメージの計算をするため、たし算やひき算も早くなるので、我が家ではもっぱら知育玩具と認定しております。
技の効果や特殊能力も把握する必要があるため文字を読む機会も意外と多くなります。

ポケモンファミリーカードゲームには、対戦に必要なアイテムが全てセットになっているのではじめてのポケモンカードにおすすめです。
中には1デッキ(60枚)×3セットも入っているので、家族や友達と楽しく遊ぶことができますよ!
ポイント
ポケモンカードゲームは1デッキ60枚で構成され、2デッキないと遊ぶことができませんが、ポケモンファミリーカードには3デッキ入っているので、購入してすぐに遊ぶことができます。
ディズニーやレゴ関連
渡米の場合、ディズニー関連のものやレゴなどは日本よりも種類豊富で安いことが多いです。
慌てて飼っていく必要はないでしょう。
ただし、アメリカでは人気のレゴはすぐに売り切れ、プレミアがついてしまうことも多いので、気になるものは日本のアマゾンとAmazon.comを比較して購入しましょう。
文房具
外国人へのお土産に日本の文房具は大変喜ばれます。理由は品質の高さ。
日本で購入した文房具は使い勝手が良く、めったに壊れません。
日本で生活していると全く気づかないのですが、海外に出ると文房具の品質の低さにがっかりすることが多々あります。
標準以上の品質のものを探すのに大変手間がかかるのです。
日本のふでばこ
昔から日本の小学生が使っている四角いふでばこです。
息子が日本語補習校に入学する際に購入しましたが、やはり使い勝手は抜群に良いです。
ペンケースの中で鉛筆がバラバラにならず一本一本さっと取り出せて使える。
現地校では個人のものは必要ないので必須ではありませんが、帰国しても使えるものですから余裕があれば購入していくと良いでしょう。
シャープペンシル(フリクションペン)
小学校までのお子さんにはまだ早いかもしれませんが、海外のシャープペンシルは品質にむらがあり、探すのが困難です。
筆者は上海駐在時代に無印良品で日本の価格の二倍の金額を出してシャープペンシルを購入しました。
必要があれば購入しておきましょう。現地の友人へのお土産にも◎
最近の文具は進化しています。中高生のお土産にも喜ばれそう♪
クレヨン
アメリカのクレヨンと言えば激安のクレヨラ(crayola)ですがこのクレヨン、なんといっても価格が安すぎる、折れやすい、発色がイマイチなのです。
多くの小学校がこちらのクレヨンを採用していますがいまいち理由がよくわかりません。(手が汚れにくいからかな?)
価格が安いのは良いことですが、折れるとすぐに捨てられてしまってごみが増えますし、筆圧の弱い子のおえかき用にはあまり向いていないと思います。
おえかきの好きな幼児のお子さんは日本で買って行って良いかと思います。
消しゴム
消える消しゴムは探せば何とかありますが、値段は高め。コスパが最高なのはやっぱりMONO消しゴムです。
現地校は共用(シェア)なのでおうち用にいくつかあると良いですね。
アメリカの学校指定の持ち物についてはこちらにまとめています。
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アメリカの小学校の持ち物リスト、学校指定の文房具を解説 ~キンダーガーテンから2nd grade~
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ベビー&キッズ衣類
基本的にアメリカの安い洋服は生地がペラペラです。
アメリカでは特にデザイン重視、質はあまり良くないと感じます。
が、お洗濯にはとても強いです。日本から買ってくる際にはあまり高価なものは買いすぎないこと。
アメリカの強力な洗濯機&乾燥機であっという間にボロボロになってしまいます。
レギンスパンツ、ウエストがゴムタイプ(又は調節可能な)パンツ
アメリカでは女の子の洋服はサイズ感ぴっちり、露出多めで、丈が短いデザインの洋服が多いです。
男の子は3歳(ブランドによっては2歳)くらいからレギンスパンツを見つけることが困難になってきます。
ですのでパンツをゆったりと着たい女の子、レギンスが必要な男の子はユニクロでパンツだけでも購入して行きましょう。

アメリカで娘のパンツを購入する際は、いつも大きめを購入しているにもかかわらず、ウエストがきついといって履いてくれません(泣)
そして夏物のパンツは短すぎるものが多く、母としては若干心配です。
注意ポイント
男子のパンツに関してはサイズはちょうどいいけどウエストがぶかぶかなことがよくあり大変困りました。
ウエストを結んで調節するタイプはたまにあるのですが、小学校一年生くらいまでは自分でうまく結ぶことができないので細身の子は日本で調達した方が◎
下着
幼児の下着もこれまで日本では見たことがないほどペラペラなのに値段はそこそこしたりします。
ユニクロや赤ちゃん本舗のものが良質で安いので大量に購入して帰りました。
前開きのベビー服
欧米の子供たちは生まれたころから首が座っているらしく(?)、洋服はかぶせて着せるタイプしか売ってません。
前開きのものが欲しい場合は必ず日本で購入して行きましょう。オーガニックコットン、日本製のベビー服は現地のお友達にも喜ばれますよ。
注意ポイント
アメリカ駐在予定の方はヒートテックの買いすぎに注意!アメリカは車社会なのでお出かけするにしても外にいる時間は実は結構短かかったりします。
そして寒い地域の室内はセントラルヒーティングなので日本の一軒家と比べてとても暖かく、ヒートテックを着ていると暑いぐらいです。冬の旅行用に1枚あれば十分だと個人的には思います。
スポーツ用品、ランチ用品
トレーニングシューズ
アメリカで筆者の息子がサッカークラブに入部する際になかなか見つけられなかったのがトレーニングシューズ。
アメリカにはどの店舗にもスパイクしか売っていません。
未発達な子供の足にスパイクはあまりよくないという話も聞きますから、気になる方は一時帰国などで購入して帰ると良いでしょう。
魔法瓶の水筒はいらない
筆者は子供の学校用に魔法瓶の水筒を購入して行きました。
しかし、現地の子供たちは常温の水をウォーターボトルに入れて学校に持ってきていました。
魔法瓶は重いですし常温の水を飲むことに慣れてしまえば、安いウォーターボトルでも全く問題ありませんでした。

暑い地域に行く方は購入を検討しても良いかもしれません。
はし&おしぼり入れ
日本語補習校で年中さんから使用しました。
海外で携帯用のはし箱に入ったお箸を探すことは困難ですし、おしぼり入れもないと思います。
アメリカの小学校は食事の前にクラス全員で手を洗いに行けるような設備にはなっていませんからおしぼりを必ず持たせるように先生から指示がありました。
現地校のように殺菌ジェルだけで済ます学校もあるかもしれませんね。
おしぼり&おしぼり入れは100均でも構わないので日本で購入しておくとラクだと思います。
ポイント
お弁当箱はアメリカAmazonで簡単に見つけることができますが、キャラ物はなくシンプルなものです。弁当箱は割としっかりしたものが多く価格は高めです。
幼児園児用の小さいものは探すのが大変なので購入していった方が無難。
ベビー用品
おむつ(特にパンツタイプ)
アメリカのおむつは日本と比べて非常に高いです。
アメリカはトイレットペーパー、生理用品、おむつなどの製品が何でも高いと感じます。
値段の割に品質はそこそこです。可能であるなら、持っていけるだけ持って行った方が無難です!
筆者がアメリカで最初に困ったのは、パンツタイプのおむつが売っていないことです。
動き回る1、2歳児の子供にはパンツタイプのおむつをさっと履かせたいですよね。
しかし、アメリカは靴社会のためパンツタイプを履かせるためには毎回靴を脱がせないといけない、そのためテープタイプが主流なのだそうです。
アメリカでパンツタイプを履かせたいと思ったらトレーニングパンツのようなわざと濡れた感じがわかるおむつを履かせるしかない(しかもめちゃめちゃ高い!)のです。
当時1歳半だった娘は今さら寝転んでおむつをつけてくれるはずもなく、テープタイプのおむつは痒いといって非常に嫌がったため、やむなく高価なトレーニングパンツを履かせなくてはなりませんでした。
しかも、トレーニングパンツはとても蒸れるので、夜は嫌がって履かなくなってしまい、毎晩処理が大変という事態に。。

ポイント
店舗にないという場合も多いですが、ハギース(Huggies)というメーカーから唯一、パンツタイプのおむつSlip Onがでています。
同メーカーのPull Upという商品はトレーニングパンツです。これはコスコ(Costco)で割と安く購入できる(割引の日を狙って)ので筆者はPull Upばかり購入していました。
パンパースから出ているEasy Upsもトレーニングパンツになります。

CostcoのPull-Ups
日用品
ポンプタイプの子供用日焼け止め
アメリカにも日焼け止めはあります。オーガニックのものから敏感肌用まで種類も様々です。
ですが、日本でよく見るような子供用のポンプタイプの日焼け止めはまだ見かけたことがないです。
ポンプタイプの日焼け止めってさっと使えて、出しすぎることもなく本当に便利だと思うのですが。
アメリカの日焼け止めは口が大きくてドバっと出すぎる商品が多いです。
プリスクールでは先生が日焼け止めを塗ってくれるのですが、遠慮なくふんだんに使ってくれます。
減りがめちゃめちゃ早いので高価なものは持たせられません。
日本の子供用日焼け止めは伸びも良くて、石鹸で落ちるし、価格もそこそこ。
現地で探すのが面倒な方は買っておきましょう。
ポカリスエットの粉
アメリカでポカリスエット的なポジションの商品はゲーターレードだと思います。
スーパーに行けばどこにでも売ってますし探すのも苦労はしませんが、子供が病気の時にわざわざ車を出して、スーパーで探し回らないといけないかと思うととても億劫です。
できれば持っていきましょう。
アメリカにもゲーターレードの粉は売ってますが量がとても多いので、使いきりサイズのポカリスエットの粉がベスト!です。
賞味期限のあるものなので買いすぎに注意!1~2袋で十分です。
子供用歯ブラシ
アメリカの歯医者さんで定期健診の度に素敵な歯ブラシと歯磨き粉をプレゼントされるのですが、これが大人用のものよりも大きい!
子供の手になじむ磨きやすい歯ブラシは日本で購入した方が無難です。
電動ならなおさら日本で購入して行きましょう。
おまけ:ダイソーグッズ、通信教育
一時帰国などで久々に訪れると、ダイソーのコスパの高さにはびっくりしてしまいます。
商品の入れ替わりが激しいので時期によってはなくなっているものもあるかもしれませんが、筆者が一時帰国で購入しておすすめだったものをご紹介します。
かるた
ひらがなやことわざを覚えるのに最適!と思ったのが、このかるたシリーズです。
ひらがながいまだに怪しい7歳になる息子は、これを使ってひらがなを復習、ことわざを覚えるためにも役立てています。
ことわざはまだ難しいかな?と感じる方には、いろはかるたがおすすめ。
こちらは対象年齢が3歳からになっています。「犬も歩けば棒にあたる」や「泣きっ面に蜂」など絵で見てわかるものが多く幼児でも理解しやすいと思います。
お砂セット
アメリカはなんでもそうですが、ものがでかい!コンパクトとは程遠いです。価格は高いわりに品質は良くないです。

そんな時に見つけたのが100均のお砂セット。正確にはセットではなく単品で購入したのですがこれで300円は安い!
アイスクリームコーン&スクープセットは特にアメリカの公園で人気者になれます。
お友達を作るきっかけにもなりますからおすすめですよ!取り合いになるので2セットあっても良いかも。
お金セット
これ、100円でいいのかしら?と思ってしまうくらい良くできているお金セットです。
幼稚園児も小学生も大喜びしますよ。
お財布も一緒に購入すると良いですね。
お店屋さんごっこやおままごとで大活躍します。お友達へのお土産にもいいかも♪
折り紙
アメリカにも意外にDollar Treeなどで折り紙は売っています。が、バリエーションはやはり日本の方が多いです。
今回購入したのはノーマルな折り紙に加えて、金銀、パステル、水玉、恐竜、大きいサイズの折り紙、ケーキの折り紙セットです。
説明書には英語もついていますから子供の学校やESLで折り紙を教える機会があるときに使えるかも?
折り方が簡単なものは現地の友達へのお土産にも良いかもしれませんね。
作り方の本もたくさん種類があり、販売されていますよ。

シールブック
長時間飛行機の中で遊ぶ用に購入したシールブックです。
100均のものは薄くて枚数も多く大変重宝します。
暇つぶしに最適です。
かおノート
こちらもシールブックです。目、口、鼻などのパーツシールが入っていて自分で自由に顔を作ることができます。
対象年齢は2歳からですが当時6歳の息子も喜んで遊んでいました。
その他パズルやブロックなど
飛行機の中でおもちゃを失くしてしまうと見つけるのが大変ですから大事なおもちゃや小さいパーツを含むおもちゃはなるべく持ち込みたくないですよね。
100均であれば万一、失くしてしまっても気持ちがラクです。
パズル系のおもちゃは時間稼ぎになるのでかなりおすすめ!特に筆者が気に入ったのは写真右上の紙製立体パズルです。
ハサミものりも使わず手だけで作ることができてしまいます。100均とは思えないほどのクオリティでドールハウスやカフェ(別バージョン)を作ることができます。

(注:左上は化石発掘セット。ちらかるので飛行機ではできませんが、おうちでの暇つぶしにやらせると楽しかったですよ。本当はパッケージがついています。)
通信教育のおためし教材がフライトにおすすめ
子供と一緒に長時間のフライト…とても不安ですよね。
暇つぶしグッツを持てるだけバックに隠し持っておきましょう。
時間稼ぎになるのは通信教育のおためし教材です。
契約の予定がある人もない人も、お試し教材だけは一通りもらっておくことをおすすめします。

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おわりに
いかがでしたか?参考になるものが少しでもあれば幸いです。
これ以外にもあると便利だった!なくてもよかった!というものがあればぜひコメント欄より教えてくださいね。
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