アメリカでは9月からが新学期☆夏休みはどこのお店もBack to Schoolのサイン、特設文房具コーナーが設置されています。
我が家は12月に渡米したため、お店に行っても特設コーナーなど既になく、揃えるのに少々苦労しました。
渡米したばかりの方、初めてお子さんが学校に通うという方は持ち物リストを見てもちんぷんかんぷんなハズ!購入のヒントや細かい学校指定の解説をしていきたいと思います。
実際のSUPPLY LIST(Kindergarten&1st grade)
文房具は渡米前に揃えなくてOK
私は渡米前にはポケモンの2Bえんぴつと鉛筆削り、MONO消しなど、日本の文房具の方が品質が高いだろうと思い、小学校に備えて一通り用意しました。
が、アメリカではすべての持ち物が学校指定!そのため一つ一つ買い直すこととなりました(泣)
現地校では使用できませんが、日本語補習校では使えるので購入して行っても損はありません◎
高価なものを購入しなくてOK
できるだけ品質の良いものを子供に使ってほしいと思ったため、鉛筆や消しゴムなどできるだけ高いものを購入していましたが、実はアメリカでは全て皆でシェア!(そのため記名の必要はありません)
果たして我が子が使ってくれたのかどうかは怪しい。誰かの役にはたったかな?
どこで買えばいいの?
WalmartやTarget、Meijerなどに置いてあります。Walmartは価格が安く、TargetやMeijerは種類豊富なイメージがあります。新学期前には大セールをしています。
イヤホンやマウスはFive Below(1ドル~5ドル)が安いと思います。あまり高価でないものを購入するよう学校もおすすめしています。
持ち物リストはメーカーまで細かく指定されている
指定されたメーカーはボロ儲けだなと思うのですが、学校が信用しているブランドというものがあるようです。
持ち物リストにもメーカー名で書かれているのでとても分かりにくい!メーカー名や商品名は辞書で調べてもでてきません。主なメーカー、商品を紹介していきます。
主なメーカーや細かい指定の解説
Crayola(クレヨラ)ブランド
クレヨン、色鉛筆、マーカーはコチラのブランド指定が多いようです。黄色いパッケージが目立つのですぐに見つけることができます。
価格はとても安いですが、品質は普通です。クレヨンがすぐ折れて使えなくなるので2~4箱購入するようにリストに載っていることもあります。
はてな
- 細いマーカー=Fine line又はThin line
- 太いマーカー=Thick line又はBoard line
- ラインマーカー=Chisel tip(Crayolaマーカーにはありません)
マーカーは水ですぐ落ちるタイプ(Washable)と普通タイプがあります。筆者はWashableを買ってしまいましたが、指定がない限りどちらでもよいと思います。
Elmer's (エルマーズ)ブランド
スティックのりやボンドはこのメーカー指定が多いです。スティックのりは中が紫色をしていますが乾くと透明になります。
クリアタイプが指定されることもありますが、もしなければ普通のものでよいでしょう。
Ticonderoga(タイコンデローガ) #2 pre-sharped
鉛筆のブランドです。鉛筆は指定されていないことも多いですが安心のメーカーです。My First Ticonderogaという小さい子用の太めの鉛筆もあります。
ポイント
#2とはHBのことです。#2であればどんな鉛筆でもよいです。pre-sharpedと書いてあれば、鉛筆を削っておいてくださいという意味です。
Pink Pearl(ピンクパール)
アメリカでよく見かけるピンクの消しゴム。見るからに消えなさそう?でも指定なのでしょうがないですね。なければ類似品でもOK。
sticky notes又はpost it note
付せんのことです。3インチ✖3インチの手のひらサイズが指定されていることが多いです。
composition books
アメリカの学校でよく使われるノートです。非常に安価で紙は薄め。wide-ruledとあればノートの幅が太いものを指定されていますのでよくチェックしてから買いましょう。
spiral bound notebooks
リング付きノートのことです。Single subjectと書いてあれば一教科用なので仕切りがないノートのことです。例えば、3 subjectであれば仕切りが2つあります。
Sharpie(シャーピー)
Play-Doh(プレイドー)ブランドのPlay-Doh
Play Dohは小麦粘土のことですが、このメーカーの名前もPlay Dohです。メーカーも指定されていれば写真のものになります。
寄付してみよう
クラスで共用で使うものは寄付で賄っています。リストにあるもの全てを用意する必要はありません。寄付してもしなくても誰も見てませんし気にしませんのでしたい方は進んで寄付しましょう。
Kleenex(クリネックス)
これはわかりますね。ティッシュのメーカーまで指定です。
germ gel
手の消毒液です。アメリカは食事の前に全員が手を洗いに行くというようなことはありませんのでこちらを使用します。
Clorox wipes(クロロックス)
塗れティッシュです。テーブルの上を綺麗にするために使います。
zip top plastic bags
ジップロックのことですね。zip topと書いてあったら閉められればどんなメーカーでもOK。
全てを用意できなくても良い、数も書いていなければ適当で良い
もしリストにあるものがわからなくて買えなくても全然大丈夫です。皆でシェアするので一人一つなくても良いのです。数も書いていないことが多いですがそのへん適当ですw
アメリカは寄付(donation)文化が進んでいますので出せる人が出せばよいという考え方のようです。
文房具をシェアするのは、用意できない家庭もあることを考慮したアメリカならではの方法なのかもしれませんね。
おわりに
いかがでしたか?持ち物リストを片手に探すのは結構な手間と時間がかかります。ギリギリに買いに行くと売り切れなんてこともあり得るので、早め早めに準備しておくことをおすすめします。