駐妻の皆さん英語の勉強頑張ってますか?筆者はもう息切れしてます(きいてない)
やはり学生の時と違って駐妻の本業は家事なわけでゆっくり机に向かって勉強する時間ってあまりないですよね?
午前中に掃除や洗濯、昼食を食べて買い物にでも行こうものならあっという間に子供のお迎えの時間…子供と遊んで夕食作りに片付け、お風呂、寝かしつけ。
子供が寝たらぼーっとネットサーフィンでもしたいですよね?勉強する時間なんて全っ然ないですよね?
なので机上の勉強は諦めて実践のみで勉強できないかなと考えた筆者の勉強法&現地人のお友達を作る方法を紹介します。

Speaking
図書館のイベントに参加
日本であれば普段児童館などで子供を遊ばせられるのですが、アメリカには無料で利用できる特別な子供の施設ってないですよね?
実はアメリカでの児童館的な役割を持っている施設は、図書館と教会です。様々なイベントが開催されているのでぜひ足を延ばしてみましょう。HPもこまめに要チェック!
幼児であればほぼ毎週開催されるStory Timeがおすすめ。絵本を読んでもらうイベントです。未就学時の英語はここから始めましょう!
そして毎週会えるママ友を作る絶好のチャンス!毎週顔を合わせていれば自然と会話が増え、会話の内容もバリエーション豊かになっていきます。
プレイデート(お友達と約束して遊ぶこと)してくれるお友達も見つかるかも!
そして、図書館や教会ではキッズが参加できる季節のイベントもたくさんあります。ハロウィンなどのイベントでは事前登録(registration)の必要がある場合もあるのでお早めに。
幼児向けハイキングサークルに入る
幼児がいてESLなどの教室に通えない方に大変おすすめなのが、Hike it babyです。
0歳〜4歳くらいまでの子供と一緒に簡単なトレッキングコースを歩くサークルで、全米のあらゆるところで開催されています。
お住いの近くでイベントがないか検索してみてください。子育ての同志に出会えるチャンスです。
まだ歩けない赤ちゃん連れでも全然大丈夫。皆さんベビーキャリーやベビーカー持参で参加してますよ。
まずはHike it babyというホームページで無料会員登録をしてみてください。
ポイント
90日間はトライアル会員で参加して、その後Facebookでコミュニティを検索し承認をもらってください。すると有料会員にならなくてもスケジュールを教えてもらえるようになります(有料会員になっても$10ほど)
車社会のアメリカでは皆さん積極的に歩いて運動不足を解消しています。中にはびっくりするくらい小さい赤ちゃんを抱っこしてくるお母さんもいてアメリカ人ママ達のタフさには驚いてしまいます。
ハイキング時間は様々ですがだいたい1時間〜2時間程度。やる気があればお喋りを頑張ってもよし、やる気がなければ子供について歩いてるだけでも良いのでラクです。

学校のイベントには必ず参加ボランティアをする
既にやってる人も多いとは思いますが、学校のイベント&ボランティアは一石二鳥どころか三鳥!
子供の学校での様子を見ることもできて、先生とも話せて、子供の友達やママ友と顔見知りになるチャンス!(緊張します!)
子供の親友の顔と名前をチェックしたらお友達のお母さんに自分から挨拶に行きましょう。

たどたどしくても通じなくても必死さが伝われば相手も同情して(?)優しくしてくれるはず。
公園でお砂セットを広げてみる
お砂で遊んでいるとたいてい子供たちが寄ってきます。
それでも「お友達のだからダメよ」と行って立ち去ろうとするお母さんと、一緒に遊んでいいですかと聞いてくれるお母さんといます。
後者のお母さんは、子供の希望を尊重し、差別なく接してくれる優しいお母さんだと思います。話せる可能
「お子さん何歳ですか?」「お子さん可愛いですね」と話しかけるのが最も簡単で一般的です。How old is he/she?又はHe/She is cute/adorable!
そして自分の子供の年齢を言ったり、ある程度会話ができたら、I just moved here ○○month/year ago.引っ越してきたばかりでこの辺のことがわからないこと、
Where can I take a toddler(幼児) for fun around here?この辺でおすすめの遊び場などの情報が知りたいことを伝えましょう。
ポイント
その他に筆者がよく使っていたのは、Where can I visit with kids?子連れにおすすめの場所は?
Do you know which is a good quality preschool around here?この辺で評判の良いプリスクール知りませんか?
What do you do with kids in Winter/summer vacation.冬又は夏休みに子供と何をしますか?(ミシガンは極寒なのでよく聞きました)などです。
ちなみに文法など適当で良いです。一生懸命話せば単語でわかってくれます。間違いを恐れずに笑顔を絶やさなければOKです。
親切な人であればFacebookやInstagramでフレンドになり、情報を送ってくれるかもしれません。
実際に筆者は逆パターンでしたが、お砂場で声をかけてくれたお母さんとお友達になり、いろいろなイベント情報を送ってくれましたよ。
このお砂場テクはお友達を増やすのに結構使えると思い、子供がプリスクールに入るまで実践していました。
もしまだやInstagramのアカウントを持ってないのなら事前に作っておきましょう。アメリカではほぼすべての人がそれらのアカウントを持っていますし、日本よりも気軽にフレンドリクエストする人が多いと思います。
子供の習い事でママ友を作る
子供の習い事も毎週必ず顔を合わせるのでお友達ができやすくおすすめです。習い事をさせながら英語の会話練習もできれば一石二鳥ですね。
おすすめの習い事は、比較的少人数で保護者スペースが狭いところです。
サッカーなどの人数が多いものは、保護者方とグループで会話をする可能性が高くなり、一対一で話すよりもはるかに難易度が高く、孤立してしまうかも(友人体験談)
会話できるママ友を探す意味では、比較的少人数で子供のレッスン中は一対一でおしゃべりできる環境が整っているところがベストです。

筆者は我が子にテコンドーを習わせていますが(世界では空手よりテコンドーの方が知名度が高い)、少人数制で室内の一角に保護者スペースがあり、座って保護者同士話すことができる環境でした。
もし近くに空手教室があればなお良いですね。比較的日本に関心のある保護者が集まってきてることも多いのでチャンスです。
数などは日本語で数えますので、日本人だというと、クラスの人気者になれるかもしれませんよ。
他にも水泳、体操、音楽教室のグループレッスンなども保護者との距離が近くおすすめです。
- Meetup
- Share LIngual
- My Language Exchange
上記のようなサイトではランゲージパートナーを探すことが出来ます。今ではSkypeやWeChatなどのアプリを使って、家から一歩も出ずに英語を話す練習ができます。
ただ、やはり昼間の時間帯で話せるのは、学生か時間に融通のきく出会いを求めた男性、アーミーなどが多く、あまり共通の話題がないため話が長続きしないかもしれません。
中には全く勉強する気はないけどとにかく誰かと話したい人、日本の文化や性格が知りたいだけの人もいますから、言語交換のはずが英語オンリーなことも多いです。(ラッキー!)
アラフォーのお友達が、登録したもののメッセージを送っても全然返信が来ないと嘆いていたので、年齢は若く設定した方が良いかもしれません(笑)
筆者は年齢は記載しませんでしたがすぐに聞かれました。男性がとにかく多いので、嫌な方はプロフィールに女性限定と書いた方が良いかもしれませんね。

お店の掲示板、日本語掲示板サイトをチェック
筆者はネット上の日本語掲示板で連絡してお友達になった方が一人います。大変勉強熱心な方で、日本にも大変興味があり、毎回のおしゃべりは楽しく、あっという間に過ぎていきました。
掲示板で友達を募集している方はやる気のある方が多いのでおすすめです。自分で掲載してみるのも良いですね!
日々アメリカと、日本の文化の違いをメモするなどしてネタを持っておくとおしゃべりに役立ちますよ!
スーパーのおばさんに絡んでみる
ローカルスーパーの店員さんとはすぐに顔見知りになります。なので慣れてきたら、これ子供が好きなんだよね〜とか言ってみましょう。返答は分からないことが多いですが(分らんのかい)
ポイントはここで必ず聞き返す練習をしましょう!2回くらいまでなら聞き返してもOKかな。

たった1回聞き取れなかっただけで、あーやっぱり何でもないって言われることも多いですが、決してめげないで何度もチャレンジ!
クレームをつけてみる
日本を出るとサービスの低さにがっかりしてしまうことって多いですよね。でも我慢して、泣き寝入りなんてしなくていいんですよ。
素直に冷静にどうしてほしかったのか、伝えればOKです。イライラするのは相手に期待してしまうから。伝えないとわからないのが普通です。


郷に従って自己主張してみましょう。
自分がなぜイライラしてしまったのか?何を望んでいるのかをスマートに伝えること、文化の違いと英語の勉強になりますよ。
レストランでリクエストを出してみる
アメリカ人の注文に聞き耳を立てていると、「にんじんとほうれん草は抜いて、代わりにマッシュポテトつけてくれない?」などという耳を疑うようなリクエストが聞こえてきます(笑)
なるほど、こちらではなんでも言ったもん勝ち!そりゃやらなきゃソンですよね。好き嫌いは良くないですが…
筆者が毎回するのは、サラダのドレッシングはかけずに別に持ってきてください、というリクエストです。

ちょっとしたことで会話が弾むこともあります。何事も練習なのでぜひやってみてください。
レストランでのリクエストの出し方はこちらの記事で紹介しています。
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アメリカのレストラン(飲食店)でよく使う英会話表現&リクエストの出し方
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必須ではないがESLやカレッジに通う
筆者は渡米して半年後くらいに英語なんとかしないと!とESLに通い始めました。英語を全く話す機会のない人にはメリットが大きいです。
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駐在妻がESLに通うメリット
私は駐在妻として海外に転勤することが決まった時、これで3年後には私も英語ペラペラね(うふ)と思ってました。 でもこちらに ...
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とにかく英語を話す場数を増やしたい人はDMM英会話の無料体験レッスンもおすすめ!
Reading
子供の学校のお便りを読む
学校のお便り当然読みますか?え、偉いですね…何せ英語しかないんで読むのめんどくさいじゃないですか…筆者、当初は英語大好き超得意の旦那に丸投げしてました(笑)
でも旦那がだんだん忙しくなると自分で読まないわけにはいかなくなり四苦八苦しながら読んでいたわけです。が!これがまさに生きた英語の宝庫だったわけで!
まず、リーディングの苦手意識なくなりました。
そして読むスピードが格段に早くなりました。
めんどくさくて辞書も使わなくなりましたがわからないところは読み飛ばして予想しながら読めるようになりました。

英語が読めない、わからないからと言って人に頼ったり旦那さんに押し付けてたらもったいないです。
何度も読んでいくうちに同じ単語ばかり使われていることに気づいて、すらすら読めるようになっていきますよ。
旅行先のブログやトリップアドバイザーなどを英語で読む
短い駐在生活ですから、時間が許す限りいろいろなところに旅行したい!と皆さん思いますよね。なので駐妻の皆さんは旅行の計画で毎年(毎月?)大忙しだと思います。
でも日本語で検索すると日記的なブログばかり検索に上がってきて必要な情報を得るのに時間がかかります。
10年前の古い情報とかが平気で検索1位に上がってきたりも。ここで思い切って英語で検索してみましょう。
さすが英語で検索すると情報量が桁違い!しかも口語で書いてあることが多いのでわかりやすく、日常会話の勉強にもなります。
トリップアドバイザーでは勝手に翻訳してくれる機能が付いていますが、やはり翻訳すると意味不明で違った情報になってしまうこともあるので原文に戻してみましょう。
日本語表現との違いがわかりなかなかおもしろいですよ。ネイティブのママ友に旅行どうだった?と聞かれた時の答え方のヒントもたくさん詰まっているのでおすすめです。
お得キャンペーンやプロモ、イベントをやってないかチェック
普段よく行く施設でもHPを見てみると意外とお得なキャンペーンやプロモーションをやっていること多々あります。お得情報ならやる気もアップ!
ポイントサイトやクレジットカード情報もお金に関して興味がある方はやる気がでますよ。
Amazonレビューやブログ(英語)を読む
レビューは皆さん口語で書きます。なのでまさに生きた口語のパラダイス状態ですね。
筆者はAmazonで購入の際、どんなに良い評価でも必ず☆1の評価を熟読します。そして欠点を納得した上で購入するようにしています。
次の子供の誕生日プレゼントは英語レビューを熟読して決めましょう♪
Listening
図書館でDVDを借りる
アメリカに来てとてもびっくりしたのが図書館のDVDのバラエティの豊かさ!え、これタダなの?と、無料であることにまた驚きました。
ネットで有料の見たかった映画も見つかったので、NetflixやHuluいらないじゃん!と思いました。
ディズニーの映画も無料で見放題♪ただ延滞すると延滞料金がかかることが多いので注意してください。

Youtubeでレビュー見る
筆者はあまり動画サイトは見ないのですが、アメリカに来て商品のレビュー等を動画で見ることが多くなりました。

筆者はカメラが好きなのでGoproやそのアクセサリー関連のレビュー動画を最近は見ています。興味のある分野は聞きやすく、理解しやすいのでリスニングの練習に最適です。
Writing
この記事を書いていて気づいたのですが、筆者はライティングを全然やっていませんでした(汗)。
日常生活ではテキストもメッセンジャーもスピーキングと一緒なのでライティングは必要ないですが、もし語学学校などで強化するならライティングなのかな、と思います。
おわりに
子供がいても意外と勉強ってできるものですね。子供が学校に行くようになったらどんどん外に出て習い事やカルチャーセンターなどでたくさん人に会いたいですね。

上記のように、大したことは全然やっていないのですが、2年ほどでリスニングはメキメキ上がり教科書に絶対出てこない単語も結構身についてます。
さすが生の英語教材たち、何回も同じ表現ばかり出てくるので覚えるのも早く、忘れることも少ないです。
おわりの注意点
最後に、これはよくありがちなんですが日本人のお友達とどこでもなんでも一緒に〜ってのはおすすめしません。
図書館の行くにしても公園行くにしてもなんでも言えることなんですが。英語を話すチャンスも聞くチャンスも半減どころかゼロになりかねない。
英語のコミュニティで日本語を喋るってことは他の人を蚊帳の外に追いやってるのと同じです。
ESLでスペイン語やポルトガル語だけでわいわい盛り上がってたら悲しくないですか?ESLなんだから英語でしゃべれよって思いますよね。
それと同じです。分らない言語を長い時間話すことは相手にストレスを与えます。駐在妻のストレスが相当なのはわかりますが。
なので、学校やイベントなどで日本人と会ったときはあいさつ程度にして英語のコミュニティでは英語を話していった方が良いと思います。
その後のネイティブのママ友に話しかけられる確率がグッと上がると思います。
日本語を話すことはストレス発散になるという人は、日本人と話す機会を別にとると良いですね。(プレイデートやお茶会でね)