私は駐在妻として海外に転勤することが決まった時、これで3年後には私も英語ペラペラね(うふ)と思ってました。
でもこちらにきてわずか半年で悟りました。海外にどんなに長く住んでいたって喋れない人はいつまで経っても喋れない…
だって駐在妻が英語を話す機会なんてそうそうないからね!(゚ω゚)チーン
なのでほとんどの方が、よし!ESLに通って英語がんばるぞ~と思うと思います。
でもESLで全然英語が上達しない…
授業はゆるいし雑談も多いし皆のモチベーションも低いしやめようかな…と思っているそこのあなた!
ESLは英語を教えてもらう場ではないですよ!
英語を話すチャンスを増やす場!これ、最重要ポイントです!
メリット1: 英語を話す場数を増やす
ところで日本人ってなぜ英語話せないんでしょうか…先進国ですしそれなりの教育を全員が受けてるはずなんです。
文法やリーディングはその辺の外国人奥様よりもできる人が多いのでは?でも話せない…
そんな人はちょっと勉強のやり方が間違っているか完璧主義なのかもしれないですね。
日常会話なんて知ってる単語だけでできて当然なんです。ただ慣れていないだけ。
私たちはアウトプットが確実に足りてないだけなんです!
学生時代、非英語圏(アジア)に留学経験のある筆者ですが、一番語学が伸びたと感じたのは一人旅をした後でした。
なぜかって話す機会がたくさんあったから。どこに行っても一対一、問題があれば自分で対処、でたらめで恥ずかしくてももう話すしかない!っていう環境があったからです。
その期間わずか2週間くらいでしたが自分で実感できるほどスピーキングが伸びました。
駐在妻ですから家族の理解がないと一人旅はできないと思いますが(できる人はチャレンジw)
その分旅行よりも長い期間チャンスがあるわけなので英語を話す場を積極的に見つけていきましょうね。
そこで場数を踏むのに最適なのがESLというわけです!
ネイティブとの会話は緊張するしまったく通じないのに、外国人同士であれば不思議と分かり合えるということは多々あります。
英語を話す場数を増やして自信をつけるという意味ではESLはとてもおすすめです。
日本人によくあるのはいちいち間違いを恐れて沈黙してしまうこと(あるある)
もちろん私もそうでしたよ。でも間違っていいんです。とりあえず何か言う練習!
あ~あの単語なんだっけ~思い出せないや~ごめんやっぱりいいや。で会話終了してしまってませんか?
わかりますよ!詰まった時の一言、決めておきましょう!それをESLで練習しておきましょう。
How can I say....?Like..(何て言えばいいんだろ…、…みたいな)
Could you say that again? (もう一回言ってくれない?)
あと、よくある日本人の悪い癖は、いつも聞き役に徹してしまうこと。
自分の意見を言う、意思表示をする癖をつけることはネイティブとコミュニケーションを取る際に必要不可欠です。
大事なことなので赤字でいいますけど、自分の意見を言う練習って必要なんです。
そういう意味で、ESLも無料だからといってバカにできません。
TOEIC800点あって読解は得意だけど全く話せない、ネイティブと会話できないという人も実際たくさんいますから英語の点数を上げるだけでは求めている英語力はつきません。必要なのはアウトプット。
自分でインプットしつつESLで確実にアウトプットしていく。これが大事だと思います。
インプットが足りてない!と感じている方はこちらの記事もどうぞ。
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駐在妻の英語の勉強法と計画の立て方、細切れ時間を使いこなす
日本に住んでいると英語なんて使う機会ないしな~と勉強する気が湧かず、 いざ海外に住んみると、何で英語やってなかったんだよ ...
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メリット2: 孤独にならない、引きこもり防止(特に冬!)
突然ですが、私はお一人様大好き人間で友達とつるまなくても全く平気です。ですが、こっちにきて早々鬱っぽくなりました。
アメリカミシガンの冬は太陽が出ず毎日どんより天気、外は激寒で雪道の運転は怖いし完全に引きこもり状態(外出はスーパーのみ)。
2歳の子供と朝から晩まで一緒という生活が半年くらい続き、話し相手もおらずちょっと頭おかしくなりました(笑)
子育て疲れてたんでしょうか…毎晩わけもわからず泣いてたり。
ホームドクターでは精神安定剤を勧められました。
で春の訪れとともに、積極的に外に出かけていくようになると、嘘のように治りました。
なので、私のようになる方は稀(意外と多い?)とは思いますが、ESLのように必ず毎週出かける環境を作ること、人と話す環境を作ることとてもメリットがあると思います。
メリット3: いろんな国のお友達ができる
ESLにはいろいろな国の人とお友達になれます。いろんな国の人が集まっているということは、その国の数だけ話題が広がるということです。
1つのトピックに対しても国によって様々な意見があり聞いていてとても楽しいです。
他の国と日本の違いをついつい話したくなります。
自分のこと、よく知っていることは話しやすいので、会話の練習にベストな環境です。
しかし中にはクラスの半数以上が日本人という場合も。
そんな場合はできれば他のESLを探すことをおすすめします。
日本人同士が既にお互い知っている日本の情報を英語で話しても確実に盛り上がらないですし、どう考えても楽しくないですよね。
しまいには伝え方がわからず日本語で説明してしまいます。それでは当然ですが全く意味がないですよね。
日本人同士、英語で話してもいいと思います。(これは最初が肝心。)
他の外国人もいるのに、日本語だけで話すのならESLに来る必要がありません。
そうやって英語で話すことを徹底している人の周りには休み時間でも英語を話す人だけが集まってきますよ。
メリット4: 同じレベルの人と話せる
これは結構重要だったりします。ネイティブや自分よりもレベルがはるかに上の人と話すとき、妙に緊張したり、うまく話そうとして間違いを恐れて言葉数が少なくなったりします。
ですが、相手もへたくそな英語レベルであれば間違ってもめちゃくちゃな英語でも恥ずかしくありませんからどんどん話すことができます。
たとえ間違っていることを話していたとしても、アウトプット量が増えれば、誰かが自分の言いたいことを代弁してくれることもあります。
知らなかった表現が身についていきますし、それは忘れにくいです。
そうやって会話表現が増えていきます。できれば自分より少し話すのが上手な人と友達になれると良いですね。
レベル分けされているESLはそのような友達に出会う機会が多いため特におすすめです。
英語を話すことに慣れてきたらESLは卒業!ネイティブに会いに行こう
ESLに長年通っていればネイティブと普通に話せるようになるのでしょうか?
答えはNO!ネイティブと普通に話すためにはネイティブと練習するしか方法はありません。
次の記事にまとめていますのでよければご覧ください。
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ネイティブと話せるようになりたいなら、ESLは卒業しよう!
筆者は渡米してすぐの頃、あぁ早くネイティブと普通に会話できるようになりたい! そのために一刻も早く学校に入って英語を学び ...
続きを見る
最近はYoutubeやNetflixもあるしインプットってほぼ無料でできてしまうんですよね。
話すことに緊張しなくなるまではインプットよりアウトプットにお金をかけると良いですよ。
意思疎通程度でも話せるようになれば、Language Exchangeの友達はネットですぐに見つけることができます。
言語交換なら無料なのでそれまでの辛抱ですよ!