海外子育て

英語の早期教育は必要?帰国子女は本当にアドバンテージか?

子供が英語でHelloと言った!英語で数を数えられるようになった!ネイティブ並みの発音でOh my goodnessと言っている!

海外で生活し始めてまもなく、子供が日本語以外の言語を喋りだすと親は嬉しいものですよね。

英会話熱が過熱している現代において、海外で身に着けた英語力はアドバンテージになる!と信じる親御さん方が多いかと思います。(筆者も)

しかし!外国語が母国を上回ることは絶対にない!と筆者は確信しています。(永住組など例外はあります)

そもそも幼児~小学校低学年が身に着けられる英語力って将来役に立つのか?は怪しいところです。

本人のやる気さえあれば高校~大学時代に3ヶ月~1年間留学するだけで幼少期覚えた数年分の英語力なんてすぐに抜いてしまうと思うのです。

幼少期における日本でのバイリンガル教育(インターなどに通うこと)はお金、時間、労力を相当にかけるわりには、コスパが悪いように感じます。

早ければ早い方が発音が身につくという説

日本人はrとlが同じに聞こえるのは有名ですね。それはその通りかもしれない。

でも、何歳までに○○しなければ…と臨界期が存在するらしいのですが本当にそうでしょうか

そのような研究が発表されているわけでもなければ、実は何の根拠もないことが調べればすぐにわかります。

英語教育関連の企業の謳い文句、キャッチコピーのにおいがぷんぷんします…

確かに大人になってからだと子供のように自然には身につかないかもしれないです。

が、練習すれば絶対言えるようになりますし、言えるようになれば聞こえるようにもなります

めい
引きこもり主婦の私でもね!

日本人ってネイティブのようなそれらしい発音をしてると、かっこつけてるとかって茶化される(?)ことが多いじゃないですか。

英語かっこよく言えたら恥ずかしいみたいなね。

それでカタカナ英語のジャパニーズイングリッシュでしゃべり続けてきた結果、発音が身につかないのは当然と言えば当然のことで。

結論…日本人が発音がダメなのはちゃんとまじめに練習してないからですよね!以上(バッサリ)

論理的思考が身につかないという説

息子が6歳の時にですね、アメリカの小学校で社会科見学に行きました。

土はどうやって形成されるか?っていう話で私もボランティアとして引率で行ったわけなんですが、

その時の単語がめちゃめちゃ難しかった!腐食とか土壌とか再生とか言ってました(たぶん)

ぶっちゃけ単語は全然わからなかったんですが、内容は私には理解できました

なぜなら、全て学校で、日本語で、習った知識があったからです。

知識もない息子、単語も全く聞いたことがなく、意味も分からずふーんとなっていました…

ネイティブでさえも初めて聞くような単語の連続なのに、その単語の説明でさえもわからないであろう息子。

一日のうちどんだけ聞き逃すという作業を繰り返してるのか?と考えるとただただ恐ろしくなりました。

こんなんじゃあ、何の疑問も浮かばない!考える力が育たないんじゃないか?(論理的思考!?)と思いました。

海外に行くとどうしても最初は受け身になってしまうと思います。能動的に考えられないし、喋れないから

素朴な疑問がどんどん出てくるお年頃なのに言語の壁のために考える機会が少なくなるのはもったいないですよね。

お友達と仲良く英語で話せるようになった!というだけでも大変喜ばしいことではありますが…

日本語(母語)で疑問を持つ!考える!という機会を家庭でどんどん与えていかないと論理的思考が身につかないどころかわからないことを放置するする癖がつくのでは…と思います。

言語学習は真似する学習である(思考力が必要ない)

そもそも母語ってお母さんの話す言葉を真似をすることで身につきますよね。

子供に口癖がうつるなんてのはよくあることで、言語学習とは真似です。

友達がこう言っていたからこの言葉を使ってみよう=真似。この使いまわし使えるな=真似。

人の言葉を真似しながら言葉を身に着けていくわけですよね。これって思考力…使ってないですよね?

何て受け答えをしようか考える、ということはあると思うんですが、いくつかのパターンを思い出してそこから適切な言葉を選んでいるにすぎません。

言語学習にばかり重点を置いているのでは、論理的思考を伸ばすチャンスをないがしろにしているのと同じではと思うのです。

そもそも日本の教育はアウトプットの場が足りないから意見が出せない=英語が話せない

筆者の記憶では意見をバンバン発表しあっていたのは小学校低学年までだったと思います。

中学校になると質問する雰囲気ではなくなるというか、質問して皆の迷惑になったら嫌だとか自分だけわかってなかったら恥ずかしいだとか…

周りに変に気を遣って質問できなくなってくる、そしてそのうち疑問もわかなくなってくる…と思います。(きっと筆者だけではないはず)

このように日常的にアウトプットしてきていない場合、日本語でも英語でも話せない=意見が言えないように思います。

アメリカであればShow&Tellといってプリスクール(3歳頃)からプレゼンする訓練を始めます

自分で考えてアイデアを出す、それをわかりやすく人に伝える力は、単に計算ができたりスペルを覚える能力よりも大変重視されているように思います。

この能力は短時間で身に着くはずもなく、長い時間をかけて努力して見につくものです。

日本語でそのような力をつける機会をもっと増やしてあげる必要があると思います。

そうすればそれが英語でうまく話せなくても、話したいことは出てくるはずなんです。

外国語は母語を超えない

バイリンガルと聞けば将来仕事に活かせそうというイメージが強いですが、世界には2か国語両方ネイティブという人は約1%にも満たないそうです。

バイリンガルに見えて実はセミリンガル(両方中途半端)な人も多いのが実情間違ったバイリンガル教育はセミリンガルの増加につながります

結局バイリンガルに育てようと思ったら母語の強化は欠かせないのです。年齢相応の知識を母語レベルで理解していないと、それ以上の知識を外国語で習得するなんて無理と言っていいでしょう。

言語は生き物、使わないと消失する

人間の脳みそはとっても省エネらしく、使わないものはどんどん忘れようとする性質があるそうです。

せっかく海外で身につけた言語も日本に帰ってきて全く使う機会がなければ消失してしまうと思うと悲しいものがありますね。

帰国後も言語の保持のためにインターに入れたり必死に勉強させる親御さんが多いようなのですが、やらされる学習ほど嫌いになるものはない

じゃあどうすればいいのよ!?と、筆者も聞きたいですがお子さんの興味のあるものにいかに英語を持ってくるか…が鍵ではないでしょうか。

例えば筆者の息子の場合ですが、大好きな歌(洋楽)を歌っていて、歌詞が聞き取れず歌いにくそうにしていたのでネットで調べて渡してあげるとそれから歌詞を一生懸命読んで練習してました

覚えるために必死に紙に書いたりして…これこそ好きこそものの上手慣れか!と思った瞬間です。

その他には、大好きなマインクラフト(ゲーム)は英語でするようにしたり、興味の持ちそうなしかけえほん(英語)を購入したりととにかく興味を持ってもらうことに重点を置いてます

一体何に興味があるのか?興味を持つのか?お子さんの好きそうなこと、ものを英語で学ぶ場を作ってやることが大切だと思います。

海外生活のメリットは言語習得か?否!

帰国子女と聞けば語学の習得が一番のメリットだと思われがちですが、筆者は違うと思います。

海外生活のメリットは、ものの見かたを違った角度からとらえられる、様々な価値観を受け入れられる、考え方の柔軟性などだと思います。

言語が堪能でも中身がつまらない人間だったら人に相手にされません。企業にもまず採用されないと思います。

語学が堪能で重宝されるのは通訳くらい。将来的にはその通訳もロボットに頼る時代がもうすぐそこまで来ているそうなので厳しい現実ですね…。

語学が堪能でなくても人と違ったアイデアが出せる、おもしろいプレゼンができる人は、例え英語が流暢でなくても人に伝わるのです。

逆に母語で周りと戦えない人は今後ますます就職に困るのではと思います。

二兎を追うものは一兎をも得ず。英語はそこそこに万遍なくいろいろな知識を高めておく、するといざ英語を勉強したくなった時にすんなり頭に入ると思うのです。

知識がある程度ある方が理解が早く、理解ができれば記憶にも残りやすいからでしょう。

なので、必死に外国語のみを覚えさせる教育はリスクが大きいので、筆者は反対です。

筆者は、子供をいかに面白い人間に、人と違った価値観を持てる子に育てるため、バランスよく様々な経験をさせてあげたいといつも願っています。

そんな経験を通して、知りたいことが英語で出てきた、英語を読まないと先に進まない状況に陥ればしめたもの

英語で調べれば日本語で調べるよりも膨大な情報量が書籍でもWeb上でも無限に広がっていることに気がつくはずです。

そうなれば勝手に英語を勉強する(英語で情報を集める)状況が出来上がるのではないでしょうか。

筆者もその状況を作り上げるために現在奮闘中ですが、やはり先ずは日本語の知識、プレゼン力(伝える力)!

帰国子女がアドバンテージになるかどうかはその人の人間力、日本語能力しだいでは?

つまり、英語の早期教育に血眼になる必要はない!と言いたかった記事でした。

 

 

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